■ Fri.   December 28, 2007

いつか来る日

 26日にM訓練士の愛犬、アイーダちゃん(Gレトリバー14歳)が亡くなった。アイちゃんのことを誉めると、先生はいつも「アイーダは特別」と言っていた。「特別に出来る仔」。そういう意味の他に、アイちゃんは先生にとって文字通り「特別」以外の何者でもなかったのだと思う。

 だから先生のお気持ちを考えると胸が痛い。こういう時何もできないのは知っている。時が癒すしかないとも…。だけど、ほんの少しでも先生を慰められたら…と思いお花をお届けしたけど、お顔を見たら逆に私が泣いてしまった。ダメダメだね(苦笑)。「最期は?苦しみませんでした?」とお聞きすると、「心臓発作もあったから、ちょっとね」と言われた。それを聞いて、先生はやっぱり最期を看取ったのだな、と思った。

 傍にアイちゃんが心から信頼を寄せるママ(=M訓練士)がいたなら、アイちゃんは安心して逝けたと信じている。

 私の思い出の傍らに、いつも犬がいた。子供の頃から犬と共に育ってきたけど、躾なんて意識のない時代だったこともあり、今から思えば失敗したことも多い。失敗は反省点として次の仔に生かしてきた(つもり)。それでもまだまだ知らない事があって、未だに失敗もあって、犬の奥深さを改めて実感し、犬の素晴らしさを再確認する毎日。

 愛情をかけた分だけ別れは辛い。ダメージがありすぎて「もう犬は飼えない!」と思ったこともある。でもやっぱり犬が好き。犬がいないと私じゃないくらい、好きっ!だからせめて一緒にいられる間、精一杯の愛情をかけ、一杯触れ合って、沢山の想い出を作って、共に歩いていきたい。

 ティファニー(6歳)の目が白く濁った気がして、ワクチン注射の際診て貰った。やっぱり少し白内障が出始めている模様。これはこの仔達の先代(?)柴犬のテツ(享年14歳)が教えてくれたこと。早目に気付けば点眼薬で進行を遅らせられる。だけどティファニーにも確実に老いが忍び寄っている。

 2匹(アーちゃんも入れたら3匹かな?)とのお別れを思うと、どうしようもなく胸が痛むけど、いつか来る「その日」がどんなに辛くても、絶対に傍にいてあげようと思う。

Posted by ウッキー at December 28, 2007 10:16 PM | Category : 3. Tiffany , 94. Essay
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