Nさんご一家が帰られた後、いよいよウッキー&アニーのハンドリング。メルママさんはMerry Joyさんのドッグランでも一緒だったさつきちゃんを連れ、近くの公園へ。
メルママ「もうちょっと前足に重心があるといいかな?ウッキーさんは犬に被さらない様に」
え?前足に重心?どうやったらそうなるの?
メルママ「犬を一歩前に動かして。今度はクルッと回してみて」
ええ?上手く出来ない。モタモタしてたら、アニーが手に持ったオヤツ目掛けてジャンプして来た。キャー!ダメだよ。ジャンプしたら。こっち、こっちに来て、真っ直ぐ立って…ええ〜ん、できましぇ〜ん。
トレーニングはあまり長くやっても、犬の集中力が持たないので終了〜。ここで課題の多さにドッカリ疲れる。アニーはよくやってくれた。犬に人間がついて行けてない典型だね、こりゃ。
メルママさん家に戻り、今度はグルーミングのDVDを見せて貰った。え?鋏出てきたよ。すき鋏って言ってる。それを顔(!)から背中からガッガッって大胆に入れてる。言ってる内容がまるで分からない。角度がどうの、とかストップがどうの、とか???
DVDに出てくる周りの人達は当然の様に質問なんかしちゃってる。ウッキーは質問すら浮かばないもんね〜。出ている人が鋏を入れ、粉をはたいているうちに、モデル犬はみるみるショードッグになっていく。何でー?どこをどうしてるの?
…って言う以前に、鋏出てきた時点でもうトリマーでしょ?この人。やってる事見ていると、ウッキーにはプロのトリマーにしか見えないよ。シェルティーのグルーミングってこんなに本格的なの?
メルママ「皆、最初は何も知らないのよ。経験しながら覚えるんだから。ここに出ている人達だって、フムフムとか言ってるけど3日で忘れちゃうわよ。ふふふ〜」
そうなん…ですか…?そうは…見えないですけど。
その時蘇る忌まわしい過去の記憶。前髪を眉前(眉より上のこと)に切った従妹が一日学校を休んだ話を聞き、やっと伸びた頃、彼女に「自分でやるからだよ〜」とウッキーが切ったら、また眉前になり、散々なじられた事。
よく前髪を自分で切り、美容師さんに「自分で切らないでください。Yさん(=ウッキーの苗字)穴開けちゃうんですもん〜」と固く自己カット禁止令が出ている事。
結婚したての頃、鏡を見ながら自分で髪を切って左右揃わず、どうにもならなくなって、ボヤッキーに切ってもらった事…etc。
そんなウッキーがアーちゃんを美しいショードッグに変身させられるのか?ハンドリングもまだまだまーーーーーだなのに、あんなグルーミングまで…。
メルママさんに沢山資料&DVDなどをお借りしたものの、不安一杯の船出(しちゃったのぉ?)のウッキーです。思い切り「見切り発車」の感じがする…。