■ Sat.   May 30, 2009

ダイヴ!

ウッキーの家がある場所から、文字通り山を降りる(笑)と、川が流れている。何だか「日本昔話」みたいだけど、事実だからしょうがない。

川の両岸はサイクリングロードになっていて、お天気は格好のお散歩コースだ。一部護岸がコンクリートで整備され、川岸まで降りられる場所がある。川の流れを直に感じることができ、ウッキーはワンコを連れてよくここへ来る。

人も犬のいない時、ノーリードにしてボール投げなどをすると、ボールが川に落ちて2個くらい流してしまった。でも、そんな時ですら、犬は賢くボールを追うことなく、川の一歩手前でボールを見送るのだった。今までは…。

川に落ちた犬は、ただ1匹。ティファニーに追われてパニくったマックが、前足をドボッと川に突っ込んだことがある。彼はそのたった一度の経験で、今や大好きなボールも川に落ちた瞬間諦める。

なのになのになのに…何故に貴女は、アニーちゃん(涙)。

その日、またノーリードで遊んでいたら、対岸に2台の郵便バイク。ババババーッとアニーちゃんの嫌いなバイク音と轟かせ走っていく。

あっ!と思う間もなく、「ウウウウーッ!」と言いながら、アニーがバイクを追いかけていく。続いてマックも。ああああ!前。川、川、川ーっ!と思うウッキーの目の前を、それは見事なダイビングジャンプでアニーが宙を飛んだ。ああっ!川…綺麗に丸い弧を描き、アニーは川にドブンと飛び込んだ。飛び込みの選手みたいに綺麗だった。

頭の中を「泳げない場合、川に入る」覚悟と「どどどどーしよー!」というパニくった気持ちと、「ダイヴするなんて信じられない」という気持ちがグルグル回る。

見ている目の前で、対岸に向かって着水したアニーちゃん。急に冷静に180℃方向転換して、初めてとは思えないほど上手に犬かきしながら岸に向かって泳いでくる。岸辺ではマックが首を伸ばして心配している。彼も一応川に落ちた(前足だけ)経験があるからね(苦笑)。さすが父娘。

20090530_Anny.JPG
ウッキーが駆け寄る頃には、アニーは無事岸に上がり、体をブルブルさせていた。だからこの一連の行動はホントにほんの一瞬。それでも怖かったのか、ウッキー目掛けて一目散に走ってきた。くせぇ〜。どぶ川の臭い…帰ったらシャンプー決定だな、アニー…。

それにしても水に落ちた瞬間のアニーの行動。頭から水被って急に冷静になった人みたいだったな(笑)。飛んでみたものの、落ちた所が水、とは彼女も思わなかったんだろうね(爆)。

そしてこの出来事の効能。これ以後、バイクが通っても、アニーはひたすら「ウウウウ…」と言いつつ耐える女に変身したのでした。めでたしめでたし。


Posted by ウッキー at May 30, 2009 08:30 PM | Category : 2. Anny
コメント

ぎょぎょ。
うちの血だったんだ…orz

超覚醒遺伝。(隔世じゃないよねティーちゃんだし。(笑))

Posted by: こすぎ at August 27, 2009 05:51 PM

>コタロウママさん

既に忘れ始めているらしく、最近はまたバイクに反応します(涙)。

思い出させるために、今度川に行ったら後から突き落とそうかな?鬼〜(爆)!

>こすぎさん

そっちの血かーっ(爆々)!!

Posted by: ウッキー at August 25, 2009 09:46 AM

おぉ、アニーちゃんてば、すごいねぇ。
川にダイブ!

そういえば、我が家も、るーちゃん・てぃーちゃん時代(さつきちゃんは生まれてないとき)なんだけど、近所の小学校の校庭でサッカーをよくしてたんだけどね。
学校の裏門っていうか業者搬入口?から給食センターの脇を抜けて校庭に行ってたんですが、そのわき道に結構深い側溝があったんですよ。
でね、側溝と道の間に結構草が生えてて、側溝の向こう側は土手見たくなってて…
ルーちゃん&ティーちゃんは、ご機嫌に校庭に向かってたんだけど、ティーちゃんが元気よく走り回って、土手へジャ〜ンプ……って
消えました。
そう、側溝にはまってました。
怪我まったくしてなかったから良かったんですが、お腹の毛から下はドロドロ。
どぶ臭いティーちゃんの出来上がり。
その日は、サッカー中止ですぐ帰宅。
で、シャンプーでした。(*^_^*)

Posted by: こすぎ at August 24, 2009 07:25 PM

怒涛の更新、お待ちしていました。

これが噂のずぶ濡れアニーちゃんですね。
本当に流されなくて良かった良かった。

その後やっぱりバイクは追いかけませんか?うちもその方法、いただこうかしら。

Posted by: コタロウのママ at August 23, 2009 11:36 PM
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